NGサンプルとしての大学組織

面白いので紹介します。 

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これは先日まで私が勤務していた、ある大学のイノベーション推進機構という組織で月に一度開催される会議資料の表紙です。

内容詳細がわからないように加工し、コメントしたものですが、雰囲気わかりますでしょうか。

毎回こんな感じです・・・。

この組織の実態があまりに情けなさすぎて呆れ果てていたのですが、ここまで酷いと逆に興味を覚えたのでほんの少しだけ紹介します。

 

個々の具体的な事案についてはご紹介できませんが、全体的なことだけでも。

なんとこの組織はその名に反してイノベーションを推進するような仕組みは無いのです!

そして、改善の仕組みも無ければ、どうにかしようという意志もない

当然アウトプットも無い

私がもしこの組織の経営者や組織内の上長だったら恥ずかしくて生きいられませんが、一体どんな気持ちなんでしょうね(笑)

はじめは、「この組織をどうにかしてやろう」という気持ちもありましたが、これほど間抜けな組織を変えようなんて、そりゃあ労力の無駄使いです。

 

しかし、そんな組織からでも「学び」を得ることはできます。

上長の経営管理能力が低いと、職員がどんなマインドになるのか、また、どんな不都合な事象が現れるのか。

やはり、この組織には「全体性」がなく至る所に様々な「分断」が散在していました。

私が作り上げようとしている組織は、理想と現実を見ながら上手くやっていけば良いと思うのですが、良くないケースをあまり知らないというのも少し怖い気がしたので、この組織での経験はケーススタディとして参考になりました。NGサンプルとしては優秀です。

ままごと機構の皆さん、ありがとう。さようなら!

 

そんなわけで、職場や学校が酷い状況であっても、そこから学びを得て、次に活かしましょう

 

※本記事は、大学の教育機関としての役割や先生方の研究・取り組みとは直接関係ありません。