肩書で仕事をしない

 私の大切な仕事場である有機学習塾では、肩書を前面に出したり、他人の肩書を見て仕事したりする人・習慣を極力排除しています。

 主な理由は、そういう人は能力が低く、組織としてのパフォーマンスに悪影響を及ぼすからです。能力があって志を持っている人は、そんなものには目もくれず、一生懸命、やるべきことに取り組みます。

 そもそも肩書はその人の能力を直接表しているわけではありません。例えば「〇〇大学教授」や「〇〇株式会社役員」という肩書があっても、殆どの場合、中身は普通のおじさん・おばさんです。個人的な社会的インパクト(アウトプット)を調べてみると驚くほど空虚なことが多々あります。他の母集団に比べると、頭が良くて仕事の能力が高い人の割合が大きいという傾向はあるかもしれませんが、本当に優秀な人はごく一部です。

 肩書というのは、組織の中での役割を示しているに過ぎません。
そんなことを気にするのではなく、まずは高い志を持ちましょう。
そして、本質を見て仕事や勉強をし、謙虚な気持ちで自分の技能を高めましょう。