NGサンプルとしての大学組織

面白いので紹介します。 

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これは先日まで私が勤務していた、ある大学のイノベーション推進機構という組織で月に一度開催される会議資料の表紙です。

内容詳細がわからないように加工し、コメントしたものですが、雰囲気わかりますでしょうか。

毎回こんな感じです・・・。

この組織の実態があまりに情けなさすぎて呆れ果てていたのですが、ここまで酷いと逆に興味を覚えたのでほんの少しだけ紹介します。

 

個々の具体的な事案についてはご紹介できませんが、全体的なことだけでも。

なんとこの組織はその名に反してイノベーションを推進するような仕組みは無いのです!

そして、改善の仕組みも無ければ、どうにかしようという意志もない

当然アウトプットも無い

私がもしこの組織の経営者や組織内の上長だったら恥ずかしくて生きいられませんが、一体どんな気持ちなんでしょうね(笑)

はじめは、「この組織をどうにかしてやろう」という気持ちもありましたが、これほど間抜けな組織を変えようなんて、そりゃあ労力の無駄使いです。

 

しかし、そんな組織からでも「学び」を得ることはできます。

上長の経営管理能力が低いと、職員がどんなマインドになるのか、また、どんな不都合な事象が現れるのか。

やはり、この組織には「全体性」がなく至る所に様々な「分断」が散在していました。

私が作り上げようとしている組織は、理想と現実を見ながら上手くやっていけば良いと思うのですが、良くないケースをあまり知らないというのも少し怖い気がしたので、この組織での経験はケーススタディとして参考になりました。NGサンプルとしては優秀です。

ままごと機構の皆さん、ありがとう。さようなら!

 

そんなわけで、職場や学校が酷い状況であっても、そこから学びを得て、次に活かしましょう

 

※本記事は、大学の教育機関としての役割や先生方の研究・取り組みとは直接関係ありません。

築城基地 航空祭

毎年恒例、築城基地航空祭へ行ってきました。

  

少しマニアックな内容ですが、地上には退役するRF4EとF4EJ改が展示されていました。

原型の初飛行が1958年なので、基本設計は70年近く前!

日本でも50年近く現役で、本当にお疲れ様という気持ちです。

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📠RF4E

今回は、F2戦闘機の写真をたくさん撮りたかったのですが、

カメラの設定がイマイチ(汗)来年はもっと頑張ります!

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F2A 8SQ

 さて、F2も後継機のニュースが聞かれるようになってきました。

一方、F2よりも古いF15J/DJは、約半数がF15JSIへと進化し、

著しく能力が向上する予定です。

 

機械も組織も同じで、改良・改善の余地・仕組みを持つことが、寿命を延ばすことに繋がるなるんだなと感じながら、色んな航空機を眺めて楽しみました。

 

最後は、ブルーインパルス(^^)

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以上!

 

大船山(たいせんざん)

2週間ほど前、大船山に登りました。

山頂付近の紅葉がとても美しく、まさに別世界!

今頃はもう紅葉がかなり低高度まで下がって、里まではもう少しですね。

長者原まで下山したとき、ちょうど日没で山肌が夕日に染まり、これまた綺麗でした!

久しぶりの登山で疲れましたが、この時期だからこそ味わえる楽しみ、大切にしたいですね。f:id:hashi-o:20191106141302j:plain


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若戸大橋

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若戸大橋北九州市戸畑区


先日、写真を撮りに行きました。

まだ初心者なので、もっと上手い撮り方があるのでしょうが・・・、

ライトアップされていて、とてもきれいでした。

 

子供の頃、大きな橋は全てこのように赤色で、しかもこの若戸大橋が世界で一番大きな橋だと思い込んでいました。

およそ20kmしか離れていない関門橋を見た瞬間に、間違いだと気づき、衝撃でした。

人は自分が直接見聞きした世界だけで価値観をつくりがちですけど、

このような固定観念は自分では気づきにくいから厄介ですね。

 

大人になっても、偏見や固定観念に捕らわれている人はたくさんいます。

そんな人たちから学ぶことは、有限で、わずかでしかありません。

 

自ら世界観、そして価値観を広げる努力をしなければ。

そのためには、まず、自分の中にしっかりと空間軸・時間軸を持って、広く世界を見渡すことが大事だと思います。

それができている人であれば、創造的な仕事がたくさんできると思います。

 

進学と志

 

入試前の時期は、みんな神経質になりがちですので言葉を慎むところですが、今は声を大にして。

進学というのは、手段に過ぎません。

一時的な目標にはなっても目的にはなり得ない。

 

例えるなら、進学は、目的地に行くために飛行機や新幹線に乗るようなものです。

それ自体が目的ではないので、それがダメなら違う手段を選べば良いだけです。

それよりも、一体どこへ行きたいのでしょう。

 

進学以前に大切なのは「志」を持つことです。

「夢」を「志」に育むことです。

「志」を持つ人間の力は圧倒的です。

手段を選ぶ感覚・考え方がより洗練され、難関でも突破できる可能性は高くなります。

 

そのためには、人との出会いや読書で、世の中の色んな人の価値観に触れることが有効だと思います。

教科書に載っていることを理解するのは当たり前。

世の中は、それよりも、もっと高次元のものを求めています。

 

そんなこんなで、私の塾は「進学塾」ではなく「学習塾」としています。

できるヤツ

 どんな会社・組織でも、少なからず「この人、できるなぁ」という人がいます。

私たちは、どんなところを見て「できる人」と感じるでしょうか。

私は、その一つに「キレ」があると思います。(マジギレではなく、キレ味の方)

 

「できる人」は、問いかけに対するレスポンスや進捗が早いだけでなく、見通しや計画にまでキレがあります

別の言い方をすると、そのような人は、こちらが予測するよりも常に先を行っているのです。

 

例えば、ある工場・室に品質改善要求を出したとして、「あの件、良い改善案、出ました? 」と問いかけたときしましょう。

そのとき、「こちらで対策を考えて、既にうちの調整は終わっています。今は関係各所へ実施可否を検討しもらっていますが、たぶん大丈夫でしょう。その時は横展開を考えましょうね!」

という風に返ってくると、「さすがだな!」となるでしょう。

 

そのような仕事の能力に、学歴や肩書などは全く関係ありません

大切なのは、全体性未来へのセンシングだと思います。

それらについては、また気が向いたときに書きます。

 

今日も人に喜んでもらえるように、一歩先へ!

就活レクチャーと人材育成

企業時代に約7年間、リクルーターとして採用活動をしていたこともあり、就活時期を迎える大学(院)生の講師の方に、就活レクチャーをしています。

 

具体的には、採用活動の実態や採用関係者が学生をどのように見ているかについてから始まり、実際に価値を創造する現場、コスト感覚、企業人と公務員の違い、商売の厳しさ、産業界の現状と今後の展望など、私が知り得た事実を可能な範囲で説明していきます。

 

その際、可能な限り高校生も一緒に聞いてもらっています

それは、そのようなことを知って学生生活を送るのと、そうでないのとでは、将来の在り方が決定的に違ってくると思うからです。

そして、高校でも大学でも、社会に出てからのことは殆ど教えてもらえないからです。

これは現在の学校教育の仕組み上、仕方のないことでしょう。

 

今後の社会では、単一の専門性だけでは、なかなか新しい価値を生み出すことはできません

したがって、教える側も、単に教育の専門家というだけは、全く話になりません

なので私のような人間が、子供たちに伝える必要があると思うのです。

 

皆さんが今働いているとすれば、どのような人と一緒に仕事をしたいと思うでしょうか。

何かにワクワクしている。夢がある。そして志がある。

私だったら、そんな方と一緒に働きたい。

 

既定路線を進むだけの人間が重宝される時代はもう既に終わっているのです

実現したいこと、改善しなければならないこと、すごく楽しいこと

私は、そのようなことを皆さんと共に見つけ、共に未来をつくり上げていきたいと思っています。